勢いで一気に書いた詩×3
2003年8月6日・短歌(由良さんの連歌掲示板に書いたもの含む)
花火の歌
対岸の 打ち上げ花火 揚がる度
1ミリ近づく 2人の手と手
願わくば 両の背中に 羽根はやし
あなたを連れて 特等席へと
七夕の歌
笹の葉に 短冊つるす その代わり
てるてる坊主 天の川願って
たとえもし 天気が二人 裏切っても
あなたに見せる 魔法の星空
______________________
・たて×横
無機質な四角形
たて×横で描かれた四角形
うそっぽい換気扇の音
ここで僕は何を学ぼう?
公式?
試験に出る単語?
あの有名どころの出題傾向?
違う
ちがう
チガウ
chigau
ち
が
う
そんなんじゃない
僕が学びたいのは
ここで僕が学びたいのは
夢のかたどりかた
言葉のふちどりかた
現実の紡ぎかた
音色の届けかた
空気のさわりかた
目線の味わいかた
恋の彩りかた
理想の演じかた
あなたのあたためかた
・I got mail.
見つめる画面
聞きなれた音
高鳴る鼓動
あなたのぬくもりもいっしょに添えて
僕のもとへと飛んでくる
一言にあふれるやさしさ
「会いたい」の言葉が僕を素直にさせる
本当は今すぐ飛んでいきたいけど
それはできないから
言葉を飛ばそう、僕のかわりに
最大のやさしさと
できるかぎりの想いをこめて
「好きだよ」って書かずに「好き」を届ける
「さびしい」っていわずに「さびしい」を届ける
会えなくても、今僕がそばにいるかのように
着信音があなたを抱きしめるように
言葉があなたに口づけるように
・かんきせん
ぐる ぐる
ねぇ、誰か僕に声をかけて
ぐる、ぐる
ここにいるのは音でわかるよね?
ぐる、ぐる
うー、疲れてきたなあ
僕はさびしい換気扇
空気とおしゃべり楽しむの
「やあ!今日の空気さんはよどんでるね、どうしたの?」
「あそこに工場ができてね・・・。」
「ふうん、そうなんだ、じゃあ僕がきれいにしてあげるよ!」
「いつもありがとうね。」
今日もあの子、くるのかな
いっつもさびしい顔で僕の目の前の席
うつろな目で本を読んでは
2時間ぐらいで帰っていく
ねえ、何を悩んでいるの?
ねえ、僕に話してみて
つらいことって
言ったら少しは楽になるものだよ?
彼女はまた何もいわず
僕の前から去っていく
でも、去っていく口もとが
「ありがとう」っていっている気がした
花火の歌
対岸の 打ち上げ花火 揚がる度
1ミリ近づく 2人の手と手
願わくば 両の背中に 羽根はやし
あなたを連れて 特等席へと
七夕の歌
笹の葉に 短冊つるす その代わり
てるてる坊主 天の川願って
たとえもし 天気が二人 裏切っても
あなたに見せる 魔法の星空
______________________
・たて×横
無機質な四角形
たて×横で描かれた四角形
うそっぽい換気扇の音
ここで僕は何を学ぼう?
公式?
試験に出る単語?
あの有名どころの出題傾向?
違う
ちがう
チガウ
chigau
ち
が
う
そんなんじゃない
僕が学びたいのは
ここで僕が学びたいのは
夢のかたどりかた
言葉のふちどりかた
現実の紡ぎかた
音色の届けかた
空気のさわりかた
目線の味わいかた
恋の彩りかた
理想の演じかた
あなたのあたためかた
・I got mail.
見つめる画面
聞きなれた音
高鳴る鼓動
あなたのぬくもりもいっしょに添えて
僕のもとへと飛んでくる
一言にあふれるやさしさ
「会いたい」の言葉が僕を素直にさせる
本当は今すぐ飛んでいきたいけど
それはできないから
言葉を飛ばそう、僕のかわりに
最大のやさしさと
できるかぎりの想いをこめて
「好きだよ」って書かずに「好き」を届ける
「さびしい」っていわずに「さびしい」を届ける
会えなくても、今僕がそばにいるかのように
着信音があなたを抱きしめるように
言葉があなたに口づけるように
・かんきせん
ぐる ぐる
ねぇ、誰か僕に声をかけて
ぐる、ぐる
ここにいるのは音でわかるよね?
ぐる、ぐる
うー、疲れてきたなあ
僕はさびしい換気扇
空気とおしゃべり楽しむの
「やあ!今日の空気さんはよどんでるね、どうしたの?」
「あそこに工場ができてね・・・。」
「ふうん、そうなんだ、じゃあ僕がきれいにしてあげるよ!」
「いつもありがとうね。」
今日もあの子、くるのかな
いっつもさびしい顔で僕の目の前の席
うつろな目で本を読んでは
2時間ぐらいで帰っていく
ねえ、何を悩んでいるの?
ねえ、僕に話してみて
つらいことって
言ったら少しは楽になるものだよ?
彼女はまた何もいわず
僕の前から去っていく
でも、去っていく口もとが
「ありがとう」っていっている気がした
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